いまや国民病と言われている腰痛にお悩みのかたも多くいらっしゃるかと思います。
私、ものたろーも腰椎椎間板ヘルニアを一度経験し、手術を受けた過去を持つ1人です。
以前私が自分磨きの情報を発信するwebサイトに寄稿した「腰痛に効くストレッチを紹介!自宅でできる簡単ストレッチ【整体師監修】」をもとに子供を抱っこした際にも腰痛になりにくい体作りにするための解説をしていきます。
目次
腰痛ってなに?
腰痛には「特定できない原因」と「特定できる原因」の2つがあります。
特定できる原因は、医者にみてもらうことで診断がつくため比較的容易に治療方針が立てられます。
しかし、腰痛の多くは特定できない原因で起こることが多いのです。
以下の4つに分類されます。
- 筋肉の使いすぎ(10%)
- 前屈による痛み(40%)
- 反り腰による痛み(40%)
- お尻付近の痛み(10%)
何が原因か分からなくても腰痛が出た場合は、まずは無理せず医者にかかることをオススメします。
トレーニンググッズを使ってストレッチ
腰痛が出た場合のストレッチ方法を解説します。
今回は普段私が行っているトレーニンググッズを使用しての方法となります。
グリッドフォームローラー(トリガーポイント)
トリガーポイント社のグリッドフォームローラーの紹介です。
元々ヘルニアになってからパーソナルトレーニングジムに行き紹介いただいた商品です。
特殊な構造によりセルフマッサージを行うことができます。
長さ33cm、重さ604gという持ち運びもできる点が最大のメリットです。
大人の男性が乗っても壊れない硬さもあります。
ふともも、ふくらはぎ、腰、背中など張りが強い部分に当て、力を抜きながらローラーでほぐしていきます。(ジムでは※筋膜リリースと呼ばれています。)
最初は張りが強い方だと衝撃的な痛みが走ることでしょう。
しかし、毎日ほぐすことでいつの間にかローラーの上でほぐしても痛みを感じなくなるのでぜひお試しください。
色は5種類で、値段は5000円となります。(2020年8月現在)
※筋膜リリースとは:筋膜とは筋肉を包む膜のことで体全体を覆っており、柔らかい組織のため癒着しやすい傾向にあります。筋膜リリースとは、癒着した組織と組織の間の筋膜を擦り剥がすことで、正常な筋肉の状態に戻すことをいいます。
ストレッチポール(LPN)
LPN社のストレッチポールです。
同様にパーソナルトレーニングジムの方から教えていただいた商品となります。
ストレッチポールの上に寝転がり、肩の筋肉やフォームローラーの代わりにふともも、ふくらはぎの解しに使用していました。
ストレッチポールは類似品も多いので注意が必要です。
硬さを選べるのですが、硬い方が安定して動作を行えるのでEXをオススメします。
どう使えば良いか分からない方も説明書がついていますので安心して使用することが可能です。
値段は9350円です。(2020年8月現在)
フレックスクッション(サンテプラス)
サンテプラス社のフレックスクッションのご紹介です。
全て同様にパーソナルジムで使用していたものとなります。
どの製品も3年ほど使用していますが劣化せず、使用できています。
フレックスクッションは相撲の股割りを元に作られた商品です。
柔軟性、骨盤矯正、腰痛予防に適した使用ができます。
フィットネスクラブはもちろん、プロ野球球12球団、米国4球団、プロサッカーチーム、プロバスケットチームなどプロの選手たちが使用している信頼性が高い商品となります。
腰痛予防だけでなく、足を開いて行う股割りなどの股関節周りのストレッチもでき、骨盤を立てて行えるので体の深い筋肉も伸ばすことができます。
色は3種類から選べ、40×40×20の大きさなので持ち運びも可能です。
値段は9800円となります。(2020年8月現在)
子供を抱き上げた時に気をつけること
腰痛が起きた時に対処法は今まで述べてきましたが、子供を抱きかかえた時にどのようにすれば腰痛を起こすことなく抱き抱えられるでしょうか?
保育の引き出しさん監修の子供と毎日接する保育士さんの腰痛予防方法を元に解説していきます。
- 前屈み、ひねりは行わない
- 子供の目線ではなく自分の姿勢にあった高さで作業する
- こまめなストレッチ
前屈みやひねりを加えると腰痛の一因となります。
特に前屈みになることは子供の食事や着替えを手伝うことでよく起こりがちな動作です。前屈みを行った際は体を反らせ椎間板の中にある髄核の位置をリセットしてあげましょう。
子供の目線で作業をしてしまうと前屈みになります。合わせて気をつけなければならない動作の一つです。子供の作業を手伝うことは良いのですが、子供の作業以外のときは自分の高さにあった場所で作業をすることが大切とありそうです。
そして子供と長くいることで忘れがちになってしまいますが、自分のセルフケアも大切ですので
こまめなストレッチを心がけていきましょう。
腰痛のストレッチまとめ
育児において腰痛はなりたくなくても起こってしまう怪我のひとつかもしれません。
しかし腰痛にならないように日々の心がけを行うことは誰にでも可能なことです。
少しでも子供と楽しくすごすためにも、腰痛予防対策はしっかりと行っていきましょう。